2007年度の取組から

前期リーダー研修会

第40回奈良市人権・同和教育研究会総会

前期リーダー研修会

 

 6月14日(木)、新規事業として今年度から始まったリーダー研修会を、古市人権文化センターにて行いました。講師として、(財)奈良人権・部落解放研究所理事長の寺澤亮一さんをお招きして、「人権教育推進の核となるものとして」と題してお話しいただきました。
 「地対協意見具申」以前から現在、そしてこれからにおいて、人権教育を推進していくにあたっての視点を整理していただき、多くの示唆を与えていただきました。

第40回奈良市人権・同和教育研究会総会

 第40回総会を、5月21日(月)に春日野荘にて行いました。
 山岡会長の挨拶の後、来賓を代表して、奈良市教育長 中尾勝二さんから挨拶をいただきました。
 議事では、2006年度の活動報告と決算報告ならびに新役員の承認に続き、名称変更に関わる会則改定について審議いただきました。今年度から本会の名称は「奈良市人権教育研究会」と改めることと決定しました。その後、2007年度の活動方
針と予算案について審議を行い、全ての議案が承認されました。

 また、今年度は活動方針の中で、実践課題を大きく見直しました。今年度の実践課題は、以下の通りです。

  1. 差別の現実に深く学び、人権問題を自らの課題として取り組もう。
    (1)差別の現実に深く学ぶことを基盤として
    (2)多様化や情報化などの急速な流れの中で
    (3)自らの生き方の課題としての取組を
  2. 人権教育実践を通して、人権を大切にし合う生き方を育てよう。
    (1)一人一人の子どもたちの願いとくらしをみつめ、生活を高める実践を
    (2)あらゆる差別を許さない生き方につなぐ教育の創造を
      1)普遍的な視点からのアプローチと個別的な視点からのアプローチの両面から
      2)さまざまな人権問題の共通点や相違点などの関係性を
      3)部落問題学習を進め、そこから得た教訓をすべての個別の課題に
      4)「隠れたカリキュラム」を見直し、性差別を許さない集団づくりを
      5)子どもの権利を保障する営みを
      6)高齢者と子どもをつなぐ保育・教育内容を
      7)「障害児(者)」とともに学び、ともに生きる社会をめざして
      8)多文化共生社会の実現をめざして
      9)科学的認識から人権を大切にする生き方へ
     10)反戦・平和学習の深化・充実を
  3. 子どもたちの「今」を大切にし、豊かな「未来」を保障しよう。
    (1)すべての子どもたちに豊かな自尊感情の育成を
    (2)就学前教育の取組を連携のスタートに
    (3)確かな学力保障と授業改革を
    (4)子どもたちに豊かな進路選択を
    (5)健康を守り、生命を大切にし、くらしを豊かにする生き方を
  4. 人権教育を推進するなかまづくりをすすめよう。
    (1)子どもたちの育ちを豊かにする保育士・教職員の集団づくりを
    (2)具体的な課題を解決する営みを 〜課題の級友をもとに連携した実践へ〜
    (3)支え合い、励まし合える子ども同士のつながりを
    (4)関係機関団体や地域、市民とのつながりを
2006年度の新役員と事務局
武野正新会長からの挨拶
武田克之事務局長からの活動方針提案
2007年度 役員・事務局
役職名
名前
所属校園
連絡先
会長
武野 正
奈良市立三碓小学校
0742-47-1546
副会長
中尾 千枝美
奈良市立京西保育園
0742-43-9023
毛利 ちず代
奈良市立あやめ池幼稚園
0742-45-0374
林 輝夫
奈良市立二名中学校
0742-45-9408
福田 芳高
奈良市立伏見南小学校
0742-49-0180
事務局長
武田 克之
奈良市立東市小学校
0742-61-6563
事務局次長
幾谷 好子
奈良市立三笠保育園
0742-22-7018
梅木 誠
奈良市立鼓阪小学校
0742-26-5006
中西 弘樹
奈良市立三笠中学校
0742-33-1472
会計
吉川 潤一
奈良市立都南中学校
0742-61-7079
会計監査
阪東 俊行
奈良市立椿井小学校
0742-23-7062
植島 伸介
奈良市立平城東中学校
0742-71-6981
記念講演
大阪大学大学院教授 小野田 正利さん
 記念講演では、大阪大学大学院教授の小野田正利さんから、「悲鳴をあげる学校“親のイチャモン”から“結びあい”へ」と題してお話いただきました。
 「“イチャモン”の裏返しは“連携”」という内容を、熱を持ってお話いただきました。保護者の願いや思いをていねいに聞き取り、子どもを中心においてしっかりとつながっていくことを確認し合うことができました。
 保護者と学校、そして地域が、お互いに「できること」を積み重ね合い、すてきな関係づくりをすすめていきたいと考えます。

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